【画像出典:LECより】
こんにちは、ジュンです。
今回は、大手資格スクールのLECについて、評価・評判・口コミを紹介します。
LECは正式名称を「東京リーガルマインド」と言い、1979年に司法試験の受験予備校として設立されました。
今年で40年目となる、歴史のある資格スクールです。
また、司法試験の予備校から始まったこともあり、「法律系」の資格に強みを持っています。
当然、宅建講座も法律系の資格ですから、LECの得意な分野です。
そのため、宅建講座も早くから開講されており、1985年から開始と、約35年の歴史を持っています。
このように、信頼感と実績は充分なLECの宅建講座ですが、その内容はどのようなものなのでしょうか?
LECの講座が気になる方は、ぜひ参考にしてください。
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Contents
高い合格率、しかし、そこには秘密が・・・
2018年度 宅地建物取引士試験(宅建試験)のLEC受講生の合格率は、なんと71.4%とのこと。
一般合格率が15.6%ですから、これはすごい数字です。
しかし、この合格率の算出方法が、ちょっと特殊なのです。
まず、LEC受講生の定義というのが
全国公開模試を全て受験・模試正答率6割以上の方
でして、その対象となる受講生326名。そのうち、233名が合格したのだとか。
233 ÷ 326 × 100 = 71.4%
模試の正答率6割以上の方だけを集計、って・・・ちょっとズルい気がします。
もちろん、算出方法を明らかにしている点は良いことですが、「LECの合格率71.4%」というのは、あくまで参考値である、ことは理解しておきましょう。
カリキュラム
出題傾向や難易度の変化に対応
近年の宅建試験は、社会情勢の変化を背景に、出題傾向や難易度に変化が生じてきています。
たとえば、2008年度初出題の判決文問題、2012年度初出題の条文問題、2014年度初出題の制度比較問題、さらに中長期的な傾向変化として個数問題の増加などが、難易度を高める要因といえるでしょう。
LECでは、1985年以来、34年にわたって、宅建受験生を合格へ導いてきた実績とノウハウを活用し、宅建の出題傾向や難易度の変遷を見極め、“今”の時代に合った、得点できるカリキュラムを提供する、としています。
受講生のレベルに合わせ、多彩なコースを用意
LECは条文理解(法律が存在する目的についての理解)を深め、未知の問題に対しても”考えること”で正解が導き出せる真の実力を養成します。
初めて宅建の学習をスタートする方、学習・受験経験者の方、それぞれの方に最適な学習カリキュラムを提供しています。
各コースの概要と価格
前述のとおり、LECの宅建コースには数多くのコースがあります。
さすが、法律系に強い大手資格スクールといったところですが、パックコースだけで約10個、さらに単科講座も含めると、数が多すぎて、逆に受講生が混乱しないのか、管理人のほうが心配になります^^。
ここでは、代表的なコースを紹介しましょう。
LEC 宅建講座の代表的なコース
プレミアム合格フルコース[全78回]
基礎から万全を目指し、合格するためのトレーニングメニューを完全網羅したコースです。
通学 | Webフォロー付 | 178,200円(税込) |
DVDフォロー付 | 194,400円(税込) | |
通信 | Web | 151,200円(税込) |
DVD | 167,400円(税込) |
パーフェクト合格フルコース[全58回]
合格に必要な基礎固めと問題演習をセットにした効率重視のコースです。
通学 | Webフォロー付 | 145,800円(税込) |
DVDフォロー付 | 162,000円(税込) | |
通信 | Web | 124,200円(税込) |
DVD | 140,000円(税込) |
再チャレンジ合格フルコース+スーパー合格講座[全73回]
中・上級者の方へおすすめのコースであり、基礎講座での知識にプラスして応用論点・頻出論点演習など追加しています。
通学 | Webフォロー付 | 172,800円(税込) |
DVDフォロー付 | 189,000円(税込) | |
通信 | Web | 145,800円(税込) |
DVD | 162,000円(税込) |
割引制度
LECの講座には、様々な割引制度があることも知られています。
たとえば、プレミアム合格フルコース[全78回]の通学・Webコース(178,200円)の場合、以下のような割引が利用できます。
再受講割引 | 106,920円(税込) |
宅建試験再受験者割引 | 142,560円(税込) |
宅建業従事・内定者割引 | 151,470円(税込) |
LEC他資格受講生割引 | 142,560円(税込) |
他社のりかえ割引 | 133,650円(税込) |
講座説明会当日申込割引 | 5,000円割引(税込) |
LEC宅建講座の評判・口コミ
ここでは、LEC合格者の評判・口コミ、および、管理人の周りの宅建士資格保持者(LECを受講しなかった方も含む)の評判・口コミを紹介します。
LECで合格された方の評判・口コミ
・テキストの重要なポイントは先生が分かりやすく丁寧に指導をしてくれました。私はLECのテキストと問題集、先生からいただいた資料以外は使用しませんでした。すごく内容が充実しておりこれで合格できると思ったからです。
・授業は、重要な事例、条文では理解できにくい法令を板書にて説明していただき、そして、その時の時事ネタを盛り込んでいただき、中々理解できない問題等を視覚と聴覚で暗記することができました。
・水野先生は、難しいことをかみ砕いて、身近なたとえ話や実際にあった話を例に説明してくださるので、法律の知識が全くない私でも理解することができました。
出典:合格者の声
管理人の周りの宅建士資格保持者の評判・口コミ
・「合格」のための講座ではなく、「満点」を取るための講座だと思う。
・割引コースが色々あるが、元が高いので、割引しても、そこまで安くはならない。
・水野先生など、一部のトップ講師は素晴らしいが、それ以外の先生との品質のギャップが大きいと感じる
管理人ジュンの評価(レビュー)
ここまで、LEC宅建講座の概要や口コミ・評判をチェックしてきました。
ここでは、LECの宅建講座について、3つのポイントをチェックしながら、管理人の評価(レビュー)をしたいと思います。
ポイント1:10~20万円の費用がかかる
LECは複数のコースがありますが、どのコースを選んでも10~20万円の費用がかかります。
様々な割引もありますが、それでも10万円程度の費用は見ておく必要があります。
「合格のためには、費用は惜しまない」という方以外は、大きな出費になることを覚悟する必要がありそうです。
ポイント2:通学と通信の費用が ほぼ同じ
たとえ費用が高くても、通学講座に毎週出席し、信頼できる講師のライブ講義を視聴できるのであれば、十分価値があると思います。
しかし、通信講座の場合は、通学講座のメリットを活かすことができません。通信講座を選ぶのならば、スタディングやフォーサイトなど、はるかに安い費用で高いサービスを提供している講座もあります。
ポイント3:毎回決まった講義に出席できない人は、通学講座に合わない
仕事の都合などで、毎回、同じ講座へ参加できない方は、LEC通学講座のメリットを十分に受けることができません。
他の講座へ振り替えたり、Web講座を受講したりすると、代替講座の講師が、あなたに合うとは限らないからです。
特に、LECのように多くの講師が在籍する学校の場合、講師が変わると、とたんに授業の理解度が低くなってしまうケースがよくあります。
毎回担当講座に出席できない場合は、かなりリスクがあると考えましょう。
まとめ
もし、あなたが
・合格のためなら費用は問わない
・自分に合う講師のコースがある
・毎回、同じ講座に通学できる(時間的な問題が少ない)
のであれば、LECの宅建通学講座は最適な手段といえます。
一方で、費用や時間的に制約のある方には、低価格&スキマ時間を有効に使える、スマートフォン対応の通信講座などをおすすめします。
あなたに最適な講座を、検討してみてください。
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