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TAC宅建講座の口コミ・評判は? 受講生の本音を徹底調査!【2022年最新版】

TAC宅建講座

こんにちは、トシゾーです。

今回は、資格の学校大手のTACについて、口コミ・評判を紹介します。

TACは、資格の学校では最大手の1つだけあって、私の周りの宅建士資格保持者にも出身者は多いです。

今回は、ネットの口コミに加え、そんな周りの仲間から聞いた、TACの生の口コミ・評判もお伝えします。

あなた自身にマッチする講座かどうか、ぜひチェックしてみてください。

TACの宅建講座の特徴やポイント

資格の学校のTAC(タック)には、宅建士(宅地建物取引士)の合格を目指す専門の講座が用意されています。

宅建講座専任の講師のみでも40名以上を擁する大手のスクールで、今までの合格者数もトップクラスです。

スクールに通学する講座に加えて同じカリキュラムを学べる通信講座もありますので、「通う時間がない」と悩んでいる方にもTACでは対応可能です。

以下では、TACの宅建講座の特徴やポイントをいくつか挙げてみました。

  • 「戦略的カリキュラム」および「TACオリジナル教材」を併用した講義で宅建の短期合格を目指せる
  • 宅建講座のコースが多く、個人の学習レベルや学習スタイルに合わせて自由に選べる
  • 多数の割引制度で経済面でもバックアップしてくれる(再受講割引制度や他資格受講者割引制度など)
  • 「質問サポート」「自習室の利用」「個人成績表のWeb閲覧」「スクーリング制度」などサポート体制が充実している

プロフェッショナルの講師陣による講義で宅建の合格を目指したい方は、TACの講座も検討候補の1つとなるでしょう。

TACの宅建講座の価格や値段

TACは、初学者でも宅建合格の知識をしっかりと身につけられるコースやカリキュラムが豊富です。

TACでどのような宅建講座を選択できるのか、大まかな特徴や価格を見ていきましょう。

  • 総合本科生SPlus(165,000円~):法律の学習が初めてでも無理なく宅建の合格を狙える
  • 総合本科生(132,000円~):約半年間、1週間に2回のペースで学習できる
  • 週1マスター本科生(109,000円~):講義が1週間に1回のみで通学の負担を減らせる
  • 速修本科生(118,000円~):短期集中型のコースで効率良く学習を進められる
  • スマートWeb本科生(87,000円):通学講座にはないオンラインの特性を活かしたWeb通信講座専用コース

開講時期や学習レベルに合わせて、様々なコースが用意されています。

TACと他社との受講料の比較

スクール(企業) 講座/コース 受講料
スタディング 合格コース 19,800円
フォーサイト バリューセット1 59,800円
クレアール 完全合格パーフェクトコース 64,800円(キャンペーン中は38,500円)
ユーキャン 宅建講座 63,000円
アガルート ゼロから合格カリキュラム 54,780円
スタケン 宅建講座 32,780円
TAC 総合本科生SPlus 156,800円
LEC プレミアム合格フルコース 154,000円
大原 週2合格コース・入門パック 156,800円

以上のとおり、宅建通信講座の受講料は、6万円以下と15万円前後の大きく2つに分かれています。

スタディングフォーサイトなど、このサイトで人気のある通信講座が1~5万円台の費用なのを勘案すると、TACは割高と言わざるを得ません。

コストパフォーマンスを重視する方は、スタディングやフォーサイトについても検討されることをおすすめします。

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TACの宅建講座のテキストや問題集

資格のスクールの質は、講師はもちろんのこと、テキストや問題集等の教材の出来によって決まります。

TAC宅建講座は、長年の指導歴の中で培われたノウハウやスキルを詰め込んだオリジナル教材やテキストを開発しています。

受講生のアンケートをもとにして少しでもわかりやすい内容に改訂していますので、TACのテキストは長年ブラッシュアップが続けられており、完成度は高くなっています。

ここでは、TACの宅建講座で使われているテキストや問題集の種類を詳しく紹介していきます。

  • 合格に必要な知識が凝縮された「基本テキスト」
  • 基本テキストに連動した過去問の「トレーニング」
  • 基礎力を養成できる「入門講義レジュメ」
  • 問題集的な利用ができる「まとめ講義レジュメ」
  • 最重要ポイントを厳選した復習テストの「ミニテスト」
  • 問題解決力を養成できる「解法テクニック講義レジュメ」
  • 本試験形式に沿った「基礎答練問題・解答冊子」「応用答練問題・解答冊子」「直前答練問題・解答冊子」「過去問答練問題・解答冊子」
  • 本試験の予想問題の「全国公開模試問題・解答冊子」
  • 今までの学習を総整理できる「直前対策講義レジュメ」
  • 最新の改正点がまとめられた「法律改正点レジュメ」

豊富なオリジナル教材を使い、インプットとアウトプットを組み合わせて宅建合格に導いてくれるのがTACの魅力です。

ただ、管理人個人的には、「教材が充実し過ぎている」ことが、ちょっと気になりました。

たしかに、上記の教材すべてをやり尽くせば、宅建合格は可能かも知れません。

ですが、宅建受験者は社会人の方が多く、どちらかと言えば、時間がない方ばかりです。

そのような方には、もっと大胆に、頻出論点(出題されるところ)だけに絞った教材・講座が合うのではないか、と考えています。

TAC宅建講座の合格率は?

最大手の資格スクールであるTACの宅建講座について、合格率が気になる方は多いでしょう。

合格率の詳細データは非公表ですが、合格者数は公開されています。令和3年度(2021年度)宅地建物取引士試験の合格者数は何と1,063名です。

令和元年度の合格者数は1,285名、令和2年度の合格者数は911名と毎年多くの合格者を輩出しています。

さすが、大手資格校として、充分過ぎるぐらい素晴らしい実績ですね。

TACの宅建講座の口コミや評判はどう?

このページでは、TACの宅建講座を受講した人の口コミや評の情報を紹介していきます。

TACの宅建講座の評価やレビューをまとめてみた

下記に該当する方には、TACの宅建講座が向いています。

  • 時間に余裕があるからスクールに通学したい
  • お金をかけてでも確実に宅建に合格したい
  • 今までに確かな実績を持つスクールを選びたい

しかし、TACの宅建講座はどのカリキュラムやコースでも値段が高いのが大きなデメリットです。

選択する初学者向けのカリキュラムによっては、10万円以上の費用を支払わないといけません。

また、カリキュラムの充実度は間違いないですが、しかし、そのカリキュラムをやり遂げられる時間的余裕がないと、中途半端な準備で終わってしまう可能性があります。

高い費用を支払ったからといって、合格する確率が上がる訳ではありません。TACではなく低価格のスマホ動画対応の通信講座も視野に入れてみましょう。

低価格なスマホ動画対応の通信講座には、論点(出題される箇所)に徹底的に絞った教材も多く、そういった点からも選択する価値はあります。

<人気講座ランキング(上位3社)

  • 第1位 スタディング:高品質なのに最安価格19,800円(税込)
  • 第2位 フォーサイト:業界最高の合格率!全国平均の4.63倍
  • 第3位 アガルート合格者全額返金サービス+無制限の質問など万全のサポート

=>宅建の通信講座 おすすめランキング&徹底比較の記事はこちら

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TACの教材は満点を取るための内容?

また、管理人は、TACの教材や口コミをみて、

TACの教材や講義は、宅建試験で満点を取ることを目指しているのではないか

と感じました。

それぐらい、内容が充実しているのです。

実は、TACのホームページには、「満点ではなく、7割程度以上得点することを目指すカリキュラム」と書かれているのですが、それにしては、教材や講義が多すぎる印象です。

このようなところにも、TACの講座が高価格である要因があるように考えています。

宅建試験において、満点を目指すのは悪いことではない

とはいえ、宅建試験において「満点を目指す」ことは、一概に悪いことではありません。

というのも、宅建試験で勉強する「宅建業法」「民法」「法令上の制限(都市計画法・建築基準法など)」「税・その他」の科目はすべて、宅建士となった後の実務で使う知識ばかりです。

そのため、金銭的・時間的に余裕のある方は、満点を目指す勉強は全然ムダにはなりません。

むしろ、合格後を見据えた、将来への自己投資といえるでしょう。

あなたは次のうち、どちらのタイプなのか、しっかり見極める必要があると思います。

  • お金や時間をかけても、しっかり宅建の勉強をして、将来の即戦力を目指す
  • 宅建の勉強に費用も時間もかけられないので、まずは「合格だけ」を目指す

まとめ

全国に教室を構えているTACは、通学と通信から宅建講座を選ぶことができます。

時間とお金をかけて、しっかり勉強したい方には、TACは有力な候補の1つです。

講師の生の講義を受けたいのであれば通学、マイペースで宅建合格を目指したいのであれば通信がおすすめです。

確かな実績を持っていますが、一方で、TACの宅建講座は費用が高く、勉強量も膨大です。

本当にTACの講座があなたに合っているのか、他の通信講座とも比較して自分に合うところを選んでください。

=>TAC(タック)の宅建講座 公式ページはこちら

著者情報
氏名 西俊明
保有資格 中小企業診断士 , 宅地建物取引士
所属 合同会社ライトサポートアンドコミュニケーション