こんにちは、トシゾーです。
本年(令和3年・2021年)の宅建試験は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、昨年に引き続き10月と12月の2回に分けて実施されます。
まだコロナ禍は収まったとは言えない状況下での試験実施です。
まさに逆境の中での試験実施ですが、そんなことは言っていられません。
これまで、あなたが長期間に渡って努力してきたことの成否が、当日の試験ですべて決まってしまうのです。
ぜひ、準備などを万全にして、実力を十分に出し切ってほしい、と心から願っています。
そこで、この記事では、
- 試験当日の持ち物
- 試験当日までの注意事項
などを、分かりやすくまとめました。
ここに書いてあることに沿って前日までに準備して頂ければ、当日、不要なトラブルに巻き込まれることなく、試験に集中できるはずです。
今年、宅建試験を受験される方、ぜひチェックしてみてください。
【重要】
本年度の宅建試験はコロナ対応のため、下記の持ち物に加えマスク着用が義務化されています。
その他、試験地における感染の状況により、試験の中止・試験日の変更・試験会場の変更等を行う可能性があります。この場合は、一般財団法人不動産適正取引推進機構のホームページで発表されます。試験日前には、必ず同ホームページを確認してください。
宅建試験 当日必要な持ち物
宅建試験に必要な持ち物として、「必須のもの」と「持参したほうがよい(推奨する)もの」に分けて説明します。
宅建試験 必須の持ち物
まずは必須のもの。次の3点です。
1. 受験票
なんと言っても「受験票」。当然ですが、これがないと話になりません。
必ず前日の夜から、鞄の中にいれておきましょう。
2.筆記用具
BかHBの鉛筆またはシャープペンシルを複数本数持参しましょう。
シャープペンシルの場合は替え芯も忘れずに。
あとは消しゴム。こちらも2個持参すると、万が一、机から落としてしまっても焦ることはありません。
※ちなみに、鉛筆や消しゴムを落としてしまったら、焦らずに手を挙げて、試験官を呼び、拾ってもらえば問題ありません。
ただし、予備を用意していないと、ちょっとドキドキしますよね。
試験中は、そうした「平常心を失いそうな要素」を出来るだけ排除することが、本来の実力を発揮するコツだったりします。
そういった意味で、予備を持っていくのは非常に重要です。
3. 腕時計
大学などの会場は古めの教室が多く、時計を設置していないケースが多いようです。
経過時間が分からないと、非常に焦ってしまい、本来の力が発揮できないのではないでしょうか。
「残り10分です」などは試験官が教えてくれますが、それだけでは不十分ですよね。
当日のタイムマネジメントを適切に行うためにも、時計は必ず忘れないようにしましょう。
万が一を考え、私は腕時計も2本持っていきました。
※持ち込み可能な時計は腕時計だけです。置時計も不可ですので、注意してください。もちろん、スマートフォンや携帯電話も時計として利用できません。
なお、スマートフォンなどは配布される封筒に入れて、のり付けして保管することになります。詳しくは当日の試験官の指示に従ってください。
宅建試験 必須ではないが、持参を推奨するもの
持参を推奨するものは、次の6点です。
必須の持ち物と合わせると、ぜんぶで9点。ちょっと多い気もするかも知れませんが、どれも必要と思いますので、前日までにチェックリストを作り、当日朝、家を出るまでにチェックリストで最終確認するようにしてください。
まちがいなく安心できるので、平常心で会場に向かうことができます。
※なお、試験中に机の上に置けるのは受験票・筆記用具・腕時計だけになりますので、以下のものは、原則として試験直前までの利用となります。
1. 飲料
緊張して喉が渇くこともありますから、ペットボトルの飲料などを用意しておくのが良いでしょう。
ただし、後述のとおり、試験中はトイレには行けませんし、試験終了までは一切途中退室できません。水分の取り過ぎには注意しましょう。飴なども用意しておくと良いかも知れません。
2. 参考書/ノート類
普段使っている参考書やノート類は、重くて邪魔にならない程度に持参しましょう。
試験開始まであれこれ考えてしまうより、参考書やノートを見直していた方が、よほど平常心を保つことにつながります。
3. 上着
試験会場では、換気のため、できる限りドアや窓を開放するようです。そのため、予想以上に扱ったり寒かったりする可能性があります。
そんな場合に温度調整ができるように、カーディガンのようなものを、ぜひ持参しましょう。
なお、試験時間中に上着を羽織る場合、手を上げて試験管の許可を取るようにしましょう。
4. ハンカチ/ティッシュ
試験会場では緊張したり、室温が高かったり低かったりするため、汗をかいたり鼻水が出てきたリすることがあります。
そんなとき、ハンカチやティッシュが無ければ、汗や鼻水が気になって集中できなくなる可能性があります。
5. 目薬
試験会場では空気が乾燥するなどして、目がショボショボする可能性もあります。
目薬を持参することをお勧めします。
6. メガネ拭き(メガネをかけている方)
最後に、メガネをかけている方は、「メガネ拭き」を忘れないようにしてください。
試験当日にメガネ拭きを忘れてしまうと、大変な目にあうかも知れません。
というのも、前述のとおり、試験会場内の温度や空調の関連で、メガネが曇りやすくなる可能性があるからです。
メガネが曇ると、それが気になって、なかなか集中できませんよね。
ぜひ、メガネ拭きを忘れないようにしてくださいね。
宅建試験 当日までの注意事項
試験時間中のトイレについて
宅建試験中の2時間は、トイレ退出も含めて途中退室は一切認められていません。
試験開始前に、必ずトイレは済ませておくようにしましょう。
試験会場までの交通手段(機関)のシミュレーションは、前日までにやっておく
当然のことですが、当日の朝の交通手段(機関)のシミュレーション(乗車時間などの確認)は、前日までにやっておきましょう。
※ちなみに、30分以上の遅刻者は入室できませんので、多少のトラブルが発生しても確実に13時30分には教室へ入れるように計画を立てておきましょう。
試験会場近辺が土地勘のない場所の場合、時間があれば事前に下見に行っておきたいところです。
また、試験会場が遠地の場合など、念のために1時間以上前に会場に到着するような予定を組むこともあるでしょう。
その場合、会場近くのカフェなどを予めチェックしておけば、教室が開く時間まで快適に過ごすことができます。
当日の天候や試験会場にもよりますが、万が一、教室が開く時間まで外で待たなければならないケースなどが出てくると、余計な疲れを感じてしまうことになるかも知れません。
「交通手段」と「会場付近の施設(カフェ)」などは、前日までにきちんと押さえておいてください。
宅建試験 当日の持ち物、当日までの注意事項など【令和3年度(2021年度)版】 <まとめ>
ここまで
- 試験当日の持ち物
- 試験当日までの注意事項
について記載しました。
本試験は1年に1回しか受験できない試験であり、繰り返しになりますが、あなたのこれまでの努力の結果が出るかどうかは、この1日にかかっています。
当日は受験だけに専念できるよう、今回の記事を参考にして、必要な準備は前日までに完了させてください。
そして、ぜひ、あなたがご自身の実力を精一杯発揮して、合格を勝ち取られることを、心より願っています!
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宅建試験関連については、下記の記事も参考にしてください。
<試験概要>
<試験対策(総合)>
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<試験対策(科目別)>