【2021/12/20 8:00 更新】
※12月19日(日)の本試験終了後より、随時更新します。
2021年(令和3年)12月の宅建試験の資格スクール各社の合格ライン(ボーダーライン)予想については、以下をご覧ください。
<2021年12月試験 各社ボーダーライン(合格予想ライン)まとめ!>
- フォーサイト:37±1
- 日建学院:33 ± 1
- TAC:33±1
- LEC:35~36
- 大原:36~37
- クレアール:36±1
- アガルート:36±1
- タキザワ宅建予備校:
- ユーキャン:35±1
- 九州不動産専門学院:
- kenビジネススクール:35±1
- 住宅新報社:
- 日本ビジネス法研究所:
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<2021年12月1日更新>
令和3年(2021年)10月の宅建試験 合格点は34点!
合格率は17・9%
今日は宅建試験の合格発表の日。
合格点は、34点です!合格されたみなさま、おめでとうございます。
惜しくも残念だった方、来年リベンジですね。不動産業界には、宅建以外にも実務に役立つ資格がいっぱいあります。
次はどの資格にチャレンジする?https://t.co/1z5YACMSoo#宅建 #不動産資格— 不動産ココ by住宅新報 (@fudousan_koko) November 30, 2021
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不動産適正取引推進機構は、10月17日に実施した21年度宅地建物取引士の資格試験の結果を発表しました。全国238会場で20万9749人が受験し、3万7579人が合格しました。合格率は17・9%。合否判定は50問中34問以上の正解で合格(登録講習修了者は、45問中29問以上の正解で合格)です。
— 日刊不動産経済通信/不動産経済研究所 (@fdk_tsushin) November 30, 2021
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【2021/10/18 21:50 更新】
※10月17日(日)の本試験終了後より、随時更新します。
2021年(令和3年)10月の宅建試験の資格スクール各社の合格ライン(ボーダーライン)予想については、以下をご覧ください。
<2021年10月試験 各社ボーダーライン(合格予想ライン)まとめ!>
- フォーサイト:36±1
- 日建学院:35±1
- TAC:35±1
- LEC:35±1
- 大原:35±1
- クレアール:
- アガルート:35、36
- タキザワ宅建予備校:35点前後
- ユーキャン:35±1
- 九州不動産専門学院:35±1
- kenビジネススクール:35±1
- 住宅新報社:36±1
- 日本ビジネス法研究所:35±1
※フォーサイトは、解答速報ライブ配信の中でボーダーライン予想を発表しています。以下のページから、配信録画を確認できます。
=>フォーサイト解答速報ページ.
=>アガルートの林講師・工藤講師による合格点ボーダーライン予想動画はこちら(アガルート 宅建解答速報ページ)
その他の資格スクール各社のボーダーライン予想の根拠については、各社の「講評」などを参考にしてください。
こんにちは、トシゾーです。
本年(令和3年・2021年度)の宅建試験は、昨年に引き続きコロナ禍で実施される試験となります。
本試験の実施は10月17日(日)ですが、コロナの影響で試験会場が足りず、一部の受験者は12月19日(日)に受験となります。
10月と12月、試験が2回に分けて実施されることが決まりましたが、当然ながら試験問題は別のものとなります。
試験実施機関では、「10月の試験と12月の試験の合格ラインは、実質的に同レベルとなるように設定します」としていますが、現実には、どこまで正確にレベルを合わせることができるのか、難しそうですよね。
■
以上のように、昨年度と同様、本年度の宅建試験のプロセスについては不透明な要素も多いですが、
- 本年度の宅建試験の合格点・ボーダーラインはどうなるか?
という予想について考えていきたいと思います。
Contents
宅建合格点のボーダーラインを考える前に ~試験内容を簡単にまとめてみた
宅建建物取引士として業務を行うには、1年に1回のペースで実施されている宅建試験に合格しないといけません。
宅建試験に合格した後に、2年以上の実務経験があるか、または実務講習を受けて登録することで晴れて宅地建物取引士になることができます。
しかし、宅建試験は経験や学歴、年齢や性別などの一切の制限がありません。
誰でも受験できる試験だからこそ、幅広い世代から宅建は人気ですね。
宅建試験の内容は、次の4つの分野から出題されます。
試験の形式は4つの選択肢から正しい正解を1つ選ぶ四肢択一のマークシート方式で、問題数は全部で50問です。
法律関係の勉強ですので暗記が重要ですが、記述問題への対策は必要ありません。
ほかの国家資格と比べてみると、宅建試験の対策は比較的取り組みやすいのです。
宅建試験の合格点のボーダーラインは?
宅建試験を受けるに当たり、「どのくらいの点数を取れば合格できるのか?」と疑問に感じる方も多いと思います。
宅建試験の過去のデータを見てみると、合格点のボーダーラインは年度によって変わります。
合格発表の日まで不明ですので、「自分は受かったのだろうか?」と不安になる方は少なくありません。
そこで、下記では宅建試験の受験者数や合格者数、合格点のボーダーラインや合格率に関するデータをまとめてみました。
<試験年度 申し込み者数 受験者数 合格者数 合格ボーダーライン 合格率>
平成26年度 238,343名 192,029名 33,670名 32点 17.5%
平成27年度 243,199名 194,926名 30,028名 31点 15.4%
平成28年度 245,742名 198,463名 30,589名 35点 15.4%
平成29年度 258,511名 209,354名 32,644名 35点 15.6%
平成30年度 265,444名 213,993名 33,360名 37点 15.6%
令和元年度 276,019名 220,797名 37,481名 35点 17.0%
令和2年度(10月) 204,163名 168,989名 29,728名 38点 17.6%
令和2年度(12月) 55,121名 35,261名 4,610名 36点 13.1%
宅建試験の合格ボーダーラインは31点~38点、合格率は13.1%~17.9%を推移していることがわかります。
上記表にあるとおり、一昨年度(令和元年度)は過去7年間において受験者数・合格者数とも最大になっており、宅建試験の人気がますます上昇していることが分かります。
令和2年度はコロナ禍のため、10月試験と12月試験を合計した数値は令和元年度を下回っていますが、これは参考にならないでしょう。
令和2年の試験申し込み時に、試験実施機関により
「早期の宅地建物取引士の資格取得を迫られていない方につきましては、なるべく今年度の受験申込みを自粛していただきますよう、ご協力をお願いします。」
と、異例の自粛要請がなされた、という経緯もあります。
また、合格点は平均すると34点~37点くらいですので、宅建試験の50問のうち37問~38問を解くことができると合格の可能性がアップします。
年度で宅建試験の合格点のボーダーラインが変わるのはなぜ?
「なぜ、宅建試験は年度で合格点が変わるのか?」
それは合格点が決まっている絶対評価方式ではなく、合格点が変わるのは相対評価方式を採用しているのが理由です。
絶対評価方式は合格点が一定で推移するのに対して、相対評価方式はある集団の中で比較して序列をつけていきます。
試験形式の絶対評価方式と相対評価方式でどう変わるのか見ていきましょう。
- 絶対評価方式は試験問題の難易度でその年の合格者に影響を与えてしまうため、受験者の不利・有利ができる
- 相対評価方式は毎年度で受験者が公平で、周りの受験者全員がライバルになる
宅建試験では平均すると毎年15%以上の方を合格できるようボーダーラインで調整しているようです。そのため、その年の難易度が高かったとしても、上位15%に入れば合格できる可能性は高いと考えてよいでしょう。
ボーダーラインを何点にするのかは試験の難易度で変化するため、難しい年度はボーダーラインが低く、逆に易しい年度は高くなります。
どちらにしても、宅建試験で合格するには1点でも多く得点する努力を積み重ねないといけません。
令和3年(2021年)の合格点のボーダーライン!最新の予想は?
令和3年(2021年)の宅建合格点のボーダーラインは、「○○点」とは出ていません。
まだ試験結果が出ていませんので当然ですが、予想は36点~38点の間で推移するのではないかと考えています。
まず、過去6年間の出題傾向と合格点のボーダーラインを見てみましょう。
年度 | 合格点 | 出題傾向・合格点の傾向 |
平成27年(2015年) | 31点 | 個数問題や引っ掛け問題が多く、難易度が大きく上昇したため合格点はかなり低い |
平成28年(2016年) | 35点 | 過去問を勉強していれば得点しやすい一般的な問題であり、前年に比べ難易度は低下。合格点も上昇 |
平成29年(2017年) | 35点 | 前年並みの取り組みやすい問題で合格率も前年と同じ |
平成30年(2018年) | 37点 | 改正論点が多く問われる難問が増えたにも関わらず、受験者数が増えたせいか合格点は上昇。合格率は前年並み。 |
令和元年(2019年) | 35点 | 受験者はさらに増加し、問題もオーソドックスだったにも関わらず合格点は低下。そのため、合格率・合格者数とも大幅に増加 |
令和2年(2020年)10月 | 38点 | 合格点ボーダーラインの38点は過去最高。それでも、合格率は17.6%と高い水準。問題の難易度は標準的だった。
「試験の自粛要請」などの結果、「合格に自信のない方は受験しない」などの現象が起こり、受験生全体のレベルが上がったと推測される。 |
令和2年(2020年)12月 | 36点 | 合格点ボーダーラインは36点と標準的。しかし、合格率は13.1%と、かなり低い(過去12年で最低)。同年の10月試験と比べて問題の難易度は同程度。
また、受験生自身は10月試験と12月試験を選べるわけではない(実施機関の方で指定)。 そのため、10月試験と12月試験で合格率に差が大きすぎる根拠は不透明だが、「前例のないイレギュラーな時期に試験実施」ということで、12月の受験生の心理に影響を与えたことも考えられる。 |
上記のとおり、昨年(令和2年・2020年)の試験は
- 「10月試験は過去最高の合格点・ボーダーライン」
- 「12月試験は、まれにみる合格率の低さ」
という特徴があります。まさに、コロナ禍のイレギュラーな状況で行われた、波乱の多い宅建試験だった、と総括できるでしょう。
令和3年(2021年)の合格点・ボーダーラインにおいても、コロナ禍継続により、多少の波乱があるのではないでしょうか?
以上のような予測や昨年実績を踏まえると、令和3年(2021年度)宅建試験の合格点のボーダーラインとしては、「36点」「37点」「38点」のいずれかになると仮定します。そして、どのような場合にそれぞれの合格点となるのか、下記に予想してみました。
- 合格点のボーダーラインが36点⇒法改正からの出題が多い・個数問題が多いなど難易度が高い場合。合格率は16~17%台と予想
- 合格点のボーダーラインが37点⇒個数問題や組み合わせ問題は多くなく難易度は例年通りの場合。合格率は16%台と予想
- 合格点のボーダーラインが38点⇒法改正の部分が少ないか、出題されても易しい問題であり、引っ掛けや個数問題も少ないとボーダーラインは上がる。合格率は恐らく15%台
あくまでも予想ですので何とも言えませんが、ボーダーラインが高くても低くても宅建試験に合格するには徹底した対策が必要ですよ。
宅建試験に合格するために一部免除制度を受けよう
宅建試験の合格率を少しでも上げるために、試験一部免除制度を受けましょう。
※2021年試験向けの免除制度は終了しています。
宅建試験では、不動産業界で働く人たちを対象にした5点の免除制度があります。
各機関が行う登録講習を受けて修了試験に合格すると、50問中の5問(3問の宅地建物の需給および実務と2問の土地・建物)が自動的に加点される仕組みです。
宅地建物取引業に従事している方であれば、年齢や学歴に関係なく登録講習を受けて5点免除を受けられます。
宅建試験の一部免除制度の大きなメリットは次の3つです。
- 最初から既に5点が加点されている(他の受験者よりも有利)
- 試験の合格率がアップする(平成30年度は一般受験者の合格率が14.1%なのに対して、登録講習修了者は20.6%)
- 免除される内容の学習時間を他の分野に費やすことができる
5点の免除問題を5点満点を取るのは意外と難しいので、宅地建物取引業に従事している方は登録講習を受けてみてください。
宅建の5点免除制度や登録講習については、下記の記事でも詳しく説明していますので、チェックしてみてください。
まとめ
以上のように、宅建試験の大まかな内容、合格点のボーダーラインや合格率についてまとめてみました。
近年の宅建試験はボーダーラインが徐々に上がっていて、合格率も下がっています。
しかし、「合格率が低いから難しい」とネガティブなイメージを持つのではなく、相対評価方式だからこそ誰にでもチャンスがあると前向きに考えるべきです。
1点でも多く得点する努力を積み重ねて、宅建試験の合格を目指してみてください。
■
宅建試験関連については、下記の記事も参考にしてください。
<試験概要>
<試験対策(総合)>
- 独学勉強法【人気】
- 独学のメリットとデメリット
- 独学向けテキストランキング【おすすめ】
- 難易度
- 必要な勉強時間、勉強する順番【おすすめ】
- 過去問の使い方【人気】
- 模試の活用方法
- 5点免除
<試験対策(科目別)>
▼人気1位と2位の通信講座・スタディングとフォーサイト、ガチ比較記事はこちら!
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<宅建通信講座 人気ランキング>
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- LETOS
- 日本マンパワー
- TOP宅建学院
- 日建学院
- 産能大プロカレッジ
<その他>
【過去情報】令和元年(2019年)の合格点・ボーダーラインの情報
令和元年(2019年)の宅建士試験の合格発表(合格点、合格者の受験番号の発表)は、以下のページで公開中です。
<発表場所>
不動産適正取引推進機構の合格発表ページにて
http://www.retio.or.jp/exam/pass/todoufukensentaku.html
【令和元年(2019年)合格ラインは35点!】
住宅新報社のtwitterで、合格ラインの速報が発表されました。
[速報]
不動産適正取引推進機構が本日発表いたしました令和元年度宅地建物取引士資格試験の合格ラインは35問以上(登録講習修了者は45問中30問以上)です。受験者数220,797人に対し合格者数は37,481人、合格率は17.0%。 #合格ライン #宅建 #住宅新報— (株)住宅新報 (@jutakushimpo) 2019年12月3日
【過去情報】令和元年(2019年)宅建士試験 合格発表について
令和元年(2019年)の宅建士試験の合格発表(合格点、合格者の受験番号の発表)は、以下のとおり公開されています。
<発表日>
2019年12月4日(水)午前9:30~
<発表場所>
不動産適正取引推進機構の合格発表ページにて
http://www.retio.or.jp/exam/pass/todoufukensentaku.html
また、合格された方で実務経験が2年に満たない方が宅建士登録をするためには、宅建の実務講習を受ける必要があります。
宅建の実務講習については、以下の記事を参考にしてください。
【令和元年(2019年)宅建士試験 資格スクール各社の解答速報まとめ!】2019/10/20
全10社以上の資格スクール各社の解答速報ページをまとめています。速報を公開する時間も記載しています。
<2019年 資格スクール各社のボーダーライン(合格予想ライン)まとめ!>
- フォーサイト:37点
- 日建学院:36±1点(35~37点)
- TAC:36±1点(35~37点)
- LEC:36±1点(35~37点)
- 大原:36±1点(35~37点)
- クレアール:
- アガルート:34~36点(3講師の総合)
- タキザワ宅建予備校:36点前後
- ユーキャン:36点前後