宅建試験

宅建に落ちた!フォーサイトやスタディング、アガルートでは受からない?リベンジするための勉強法!

宅建に落ちた時の勉強法

こんにちは、トシゾーです。

令和2年(2020年)10月試験では、合格点のボーダーラインは、なんと過去最高の38点。これには驚きました。

一方、その翌年(令和3年、2021年)10月試験では基準点は34点。急に下がったものの、出題傾向が大きく変わり、「なんじゃこりゃ」と驚いた人も多かった、と記憶しています。

いずれのケースでも1点、2点が足らず、涙を堪えた方も多いのではないでしょうか。

しかし、いつまでも気にしていても仕方がありません。大切なことは、今回の失敗原因を分析し、次回の合格確率を徹底的に高めることです。

この記事では、リベンジのための戦略について分かりやすく説明します。

次回こそ、絶対合格を果たしましょう!

宅建に落ちた! 宅建に合格するまでの平均受験回数はどのくらい?

宅建は誰でも簡単に受かるような試験ではありません。そのため、合格するまでにどのくらいの期間がかかるのか気になる方も多いでしょう。

自分に合う勉強法で1回の試験で突破する方がいれば、3回4回と試験に不合格になる方もいます。

宅建試験に合格するまでの平均受験回数は2回です。

具体的に宅建試験に合格するまでの回数を受験生別でまとめてみました。

宅建試験の受験回数 合格した受験生の割合
1回で合格 43%
2回で合格 28%
3回で合格 14%
4回で合格 8%
5回で合格 4%
6回以上 3%未満

参考:https://www.takken1.net/10355/

あくまでも宅建合格の平均受験回数が2回であって、割合的には一発で合格する方が4割以上を占めていますね。

1回で合格できなくても2回3回と試験を受験する方は多く、それは次のように宅建が再チャレンジする価値のある資格だからです。

  • 自分の能力やスキルのアピールに繋がるため、就職や転職で他者と差別化を図れる
  • 不動産業界では宅建士の資格を持っているだけで月2万円~3万円の資格手当がもらえる
  • 不動産や法律に関する知識は、仕事だけではなくプライベートでも大いに活かせる
  • 独占業務ができる資格を活かして将来的に独立開業もできる

宅建受験生の多くは3回以内で合格していますので、たとえ1回落ちてしまっても決して諦めてはいけません。

宅建試験に落ちた理由(不合格になる理由)を徹底解説!

この項では、宅建試験に落ちた理由や不合格になる理由を詳しく解説していきます。

宅建試験に年齢制限はありませんが、次の試験で同じ失敗を繰り返さないためにも、自分が落ちた理由を確認しておきましょう。

宅建に落ちる理由①:試験の合格率が低い

「宅建試験に何年チャレンジしても受からない…」と悩んでいる方は少なくありません。

宅建に落ちる主な理由の1つは、試験の合格率が低いことです。

公認会計士や税理士などの他の国家資格よりは難易度が低いのですが、それでも宅建試験の合格率は下記のように低くなっています。

宅建の試験年度 申込者数 受験者数 合格者数 合格率
平成24年度 236,350人 191,169人 32,000人 16.7%
平成25年度 234,586人 186,304人 28,470人 15.3%
平成26年度 238,343人 192,029人 33,670人 17.5%
平成27年度 243,199人 194,926人 30,028人 15.4%
平成28年度 245,742人 198,463人 30,589人 15.4%
平成29年度 258,511人 209,354人 32,644人 15.6%
平成30年度 265,444人 213,993人 33,360人 15.6%
令和元年度 276,019人 220,797人 37,481人 17.0%

宅建試験の合格率は、例年15%前後で推移しています。

毎年約16万人は不合格になっていますので、1年単位で見れば試験に落ちるのは何も不思議なことではありません。

よく合格者から「宅建試験は簡単だよ!」という声を聞くことはありますが、合格してしまえば何とでも言えます。何も努力せずに取得できるわけではないと心得ておくべきですよ。

宅建に落ちる理由②:独学で試験に臨んでいる

宅建試験に落ちたという方の多くは、独学で勉強に取り組んでいます。

独学で宅建合格を目指すのが悪いわけではないものの、予備校や通信講座と比較すると次のデメリットがあります。

  • 正しい勉強のやり方がわからないまま自分で学習を進めてしまう恐れがある
  • 試験勉強の中でわからないところをその場で質問することができない
  • 一人で毎日コツコツ勉強するのはモチベーションを保ちにくい

つまり、独学で何回受験しても宅建試験に合格できない方は、予備校や通信講座などやり方を変えた方が良いでしょう。

リベンジしたい人は、フォーサイトやスタディングなどの通信講座を使ってみる

現在、宅建の通信講座では、スマホで視聴できる動画講義に対応した「フォーサイト」や「スタディング」、「アガルート」の3社が人気です。

通学講座と違い1万円台で始められる点(スタディングの場合)や、「テレビの情報番組を見る感覚で、ストレスなく内容が理解できる」ことが人気を博しているようです。

確かに、宅建のように慣れない専門用語が多い試験では、「まずテキストに書かれている内容を理解するだけで一苦労」となってしまいます。

次の試験でリベンジしたい方は、「これまでと違うやり方に変える」という方法を選んでみてはいかがでしょうか?

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「通信講座を使っても宅建試験に落ちた」

もちろん、中にはそういう方もいらっしゃるでしょう。どんなに分かりやすい通信講座であっても、100%の合格率は有り得ません。

ただし、一般の合格率に比べて、人気のオンライン宅建講座の方がはるかに合格率が高いことは間違いありません。

たとえば、2021年宅建試験では一般合格率17.7%に比較してフォーサイト合格率は82.0%。5人中4人以上が合格という結果を出しています。フォーサイトほどではないにしても、アガルートやスタディングも高い実績を誇ります。

ですので、一般的に評価の高い上記3社のオンライン宅建講座を選び、しっかり勉強すれば必ず道は開けるはずです。

もちろん、肝心の勉強時間が不足してしまえば、どんなツールを使ったところで落ちて当然です。要は自分自身との勝負。吉報をお祈りしています。

宅建に落ちる理由③:勉強時間が不足している

宅建の試験に合格するまでには、200時間~300時間の勉強時間が必要です。

法学部出身者など法令に馴染みのある方であれば、もっと短い期間で宅建合格を目指せますが、初学者は更に長い時間がかかるケースもあります。

勉強時間が不足しているのは、宅建試験に落ちた大きな理由ですね。

どれだけ効率の良い方法で勉強していても、学習時間が短いとインプットできる知識の量は限られます。

宅建試験に落ちた理由を分析することの重要性!

宅建試験に落ちた方は、今のまま闇雲に勉強を続けても意味がありません。

「なぜ自分は宅建試験に落ちたのか?」「自分の勉強法のどこがいけなかったのか?」といった点を分析するのが重要です。

なぜ宅建試験に落ちた理由を分析すべきなのか、いくつかの理由を挙げていきます。

  • 資格試験で不合格になるのには何かしらの原因が潜んでいる
  • 宅建試験に対する間違った認識がなくなり、合格への道筋が見えるようになる
  • 「○○○をすれば次回の試験は合格できる」と気持ちを切り替えられる

宅建試験に限らず、何事も諦めずにチャレンジする姿勢は素晴らしいです。

しかし、宅建試験に受からないのには何かしらの原因や理由がありますので、次回の試験で同じ失敗を繰り返さないためにも、自分の何がいけないのか分析しましょう。

宅建試験に何年も落ち続けることのリスク!

宅建試験に何年間も受からないという話は良く耳にします。

例年の合格率が15%前後と難しい試験ですので、「宅建に落ちた…」というのは何も珍しくありません。

しかし、宅建試験に何年も落ち続けると次のリスクがありますので要注意です。

宅建に落ち続けるリスク①:年齢を重ねるにつれて転職が難しくなる

年齢を重ねれば重ねるほど、若い人と比べて転職が難しくなります。

「40歳を超えたら転職は不可能」と言い切れるわけではないものの、若い人よりも転職が難しくなるのは次の3つが大きな理由ですね。

  • 企業側が求めるハードルが高くなる(即戦力となる人材かorマネジメント経験や実績があるか)
  • 多くの企業は教育コストを加味して20代後半から30代前半の人材を採用候補と考えている
  • やる気やポテンシャルで採用を決めてくれる可能性が低い

つまり、宅建試験に何年も落ち続けて年齢を重ねてしまうと、転職先の候補も少なくなります。

能力やスキルが全く同じだと仮定すると、企業側が若い人材を採用したいと考えるのは当然です。

宅建に落ち続けることのリスク②:宅建試験は年々難しくなっている

宅建の試験は、次の理由で年々難しくなっています。

  • 受験者数に加えて合格基準点が上昇傾向にある
  • 金融業界や学生の受験者が増えている(受験者のレベルが高くなっている)

宅建の平成26年度試験と平成30年度試験を比較してみると、合格基準点の差は何と5点です。

つまり、宅建試験に何年間も落ち続けていると、試験の難易度が上がって更に合格が難しくなるリスクあり…。

試験が難化している中で間違った勉強法で継続しても合格は難しいため、今一度宅建試験への取り組み方を見直すべきです。

宅建試験に落ちた人がリベンジするための勉強法を徹底解説!

宅建試験に落ちて、「もう自分はダメだ…」と諦めている方はいます。

しかし、宅建試験に落ちた理由をしっかりと分析し、次の試験に活かすことができれば合格は不可能ではありません。

ここでは宅建試験に不合格になった人がリベンジするための勉強法について解説していますので、何をすべきなのかわからない方は参考にしてみてください。

宅建に落ちた人のリベンジ戦略①:予備校への通学や通信講座を利用する

独学で宅建試験に落ちた方は、前述の通信講座や予備校への通学などを検討してみましょう。

自分でテキストや参考書を買って勉強するのとは違い、予備校への通学や通信講座の利用には次のメリットがあります。

<予備校への通学のメリット>

  • 確かな知識を持つ講師の生講義を聞くことができる
  • わからない部分をその場で講師に質問できる
  • 勉強仲間ができてモチベーションを維持しやすい

<通信講座の利用のメリット>

  • 通信学校の受験テクニックを自宅にいながら学べる
  • スマホに対応している通信講座が多く、外出先のスキマ時間に勉強できる
  • 講師への質問などのサポートを受けられる

宅建の不合格の原因がわからない方は、勉強法や学習法が間違っている可能性があります。

そのため、プロの指導の元で正しい方法や学習スケジュールで合格を目指せる予備校や通信講座がおすすめです。

フォーサイトでは、なんと「不合格時全額返金保証制度」対応のコースも選べる!

 

「次回こそは必ず合格したい!」

そう考えている方は、「不合格時・全額返金保証制度」付きの講座を受講してみては如何でしょうか。

合格率の低い宅建試験において「不合格であれば、お支払いした金額を全額返金します!」という制度は、よほど教材や講座の内容に自信がなければできない筈です。

もちろん、そんな不合格時全額返金保証を実施しているスクールはわずか、というより、フォーサイトだけです。

フォーサイトのフルスペックコースである「バリューセット3」は全額返金保証制度に対応しています。

バリューセット3を使って宅建の勉強をし、フォーサイトの規定(課題テストで一定の点数を出す等)を充たしたのに不合格だった場合、全額返金されるとのこと。

つまり、フォーサイトとしては「うちの教材を使ってシッカリ勉強すれば、ほぼ合格間違いないよ!」と言いたいようで、余程内容には自信があるようです。

「次回は必ず合格!」とリベンジを誓っている方は、フォーサイトの全額返金保証制度の詳細をチェックしてみては如何でしょうか。

=>フォーサイト全額返金保証制度の詳細はこちら

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合格祝いがあるほうがモチベーションが上がる人はアガルートを選ぶ

アガルートには「合格者全額返金制度」があります。フォーサイトの「不合格時・全額返金保証制度」と真反対の制度で、ちょっと面白いですね。

宅建試験は一般の合格率が15~17%程度であり、簡単な試験ではありません。

それでも「鼻先にニンジンをぶら下げてもらった方が燃える!」という方は、アガルートから全額返金してもらうことを目標に、合格を目指すのがよいでしょう。

=>「アガルート宅建講座」の公式ページはこちら

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宅建に落ちた人のリベンジ戦略②:試験の全項目を網羅する

次回の宅建試験でリベンジしたいのであれば、試験科目の全項目を網羅しましょう。

宅建試験では試験科目ごとの足切りは設けられていませんので、総得点さえ合格基準を満たせばOKです。

しかし、だからと言って苦手な科目を全て切れば良いわけではありません。

もし勉強していない科目や項目が本番の試験に出題されたとすると、不合格になりやすくなります。

苦手科目が多ければ多いほど、宅建試験の合格は遠のくと頭に入れておいてください。

宅建に落ちた人のリベンジ戦略③:捨てるべき問題を見極める

上記の項目では、宅建の試験に合格するために全科目を満遍なく学習すべきだと解説しました。

しかし、宅建試験の合格基準点を見ると全体の4分の1は解けなくても合格できる計算ですので、得点源にする問題と捨てる問題の見極めが大事ですよ。

宅建の試験問題を見てみると、今までに見たことのないような難問が出題されます。

難問を解くのに時間がかかり、得点源の問題を落としていては全く意味がありません。

つまり、多くの受験生が解けないような難問を捨てて、基礎レベルの問題を確実に得点源にする対策を行うべきです。

最低でも、過去問で頻出される問題は次回の宅建試験でも問われる確率が高いため、繰り返し解いて記憶に定着させましょう。

宅建に落ちた人のリベンジ戦略④:不正解の選択肢を無視しない

宅建の試験問題は、大きく次の2つにわけることができます。

  • 正しいものや誤っているものを選択する問題
  • 正しい選択肢の数を問う個数問題

正しい選択肢を選ぶ問題でも、不正解の選択肢はとても大切です。

「なぜこの選択肢は不正解なのか?」といった点を理解すると、得点源がアップして宅建試験の合格に近づきます。

宅建に落ちた人のリベンジ戦略⑤:何度でも復習する

一度宅建試験に落ちてリベンジしたい方は、何度でも復習する勉強法を心掛けましょう。

宅建試験は勉強範囲がそれなりに広く、以前に勉強した論点を忘れた状態で本試験に挑むと同じ失敗を繰り返してしまいます。

勉強を始めて1ヵ月程度が経過すると一度学習した部分も忘れてしまいますので、毎日復習を継続して記憶に定着させる努力をしてみてください。

宅建に落ちた!不合格になった人がリベンジするための勉強法を徹底解説!~まとめ

宅建試験の平均受験回数は2回ですので、「1回試験を受けてみたけど落ちた…」というのは決して珍しくありません。

しかし、何回も宅建の試験に落ち続けていると、難易度が上がったり転職先の候補が限られたりといったリスクがあります。

そのため、自分がなぜ宅建試験に落ちたのか理由を分析し、リベンジするための勉強にしっかりと取り組んでみてください。