こんにちは、トシゾーです。
宅建の試験は、未経験者が簡単に合格できるような試験ではありません。
そのため、初学者の方は以下のような疑問をお持ちでしょう。
- 「宅建の試験科目の勉強する順番は?」
- 「合格までどれぐらいの勉強時間が必要なの?」
- 「宅建の科目別の勉強時間はどのぐらい?」
- 「宅建の勉強は、いつ頃始めるのがよいのか」
この記事では上記のような疑問ついて、わかりやすくお伝えします。
これから宅建の資格を取りたい、と考えている方は、ぜひ参考にしてください。
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宅建の勉強する順番・・・その前に
「宅建の勉強は、どの順番でやればいいの?」
と、すぐに知りたい方も多いと思います。が、ちょっと待ってください。
「どうして、宅建の勉強を、その順番ですべきなのか?」
を、しっかり理解してもらうため、この記事では以下の流れで説明していきます。
- まずは、宅建の合格に必要な総勉強時間を説明
- つづいて、各科目の内容と出題数(配点)を説明
- 各科目の内容と配点を踏まえたうえで、それぞれの科目に必要な勉強時間を算定
- 上記を考慮したうえで、最適な勉強の順番を説明
この流れで読んでもらうことにより、これから説明する「宅建の勉強する順番」の正しさを、しっかり理解してもらえるはずです。
それでは、宅建の合格に必要な総勉強時間から説明していきます。
宅建の勉強時間はどのくらい?
受験経験者が合格に必要な勉強時間は100~150時間
不動産業界への就職や転職を目指すに当たり、宅建の資格は欠かせません。
入社してから宅建の合格が義務付けられる会社もありますので、宅地建物取引士(宅建士)の資格を持っているだけで採用に有利に働きます。
宅建の試験の勉強時間は、次の要素によって大きく変わります。
- 独学で取り組むのかスクールに通うのか
- 初学者なのかある程度の知識を持っているのか
- 不動産関連の業務の経験があるのかないのか
前年度の学習時間によるものの、経験者であれば平均して100時間~150時間で宅建の試験に合格できます。
合格率は決して高くはないものの、宅建の資格は最難関というわけでもありません。
しっかりとスケジュールを組んで正しい方法で勉強していれば、数ヵ月間でも宅地建物取引士(宅建士)を目指すことができますよ。
未経験者の宅建試験の勉強時間は平均300時間!
経験者とは違い、未経験者は宅建試験の勉強時間も長くなります。
独学なのかスクールに通学するのかで変わりますが、宅建試験の平均勉強時間は大よそ300時間です。
大手予備校のホームページを見てみると、次のように記載されていました。
- 勉強時間を300時間~400時間に設定している
- 合格者の口コミでは300時間程度で宅建の試験に合格している
もちろん、「300時間に渡って勉強すれば誰でも宅地建物取引士(宅建士)になれる」というわけではありません。
未経験者でも200時間で宅建に合格する人がいれば、500時間をかけて取り組んでも合格できない方もいます。
合格者の体験記や予備校がアナウンスしている宅建試験の勉強時間は、あくまでも目安の一つだと心得ておきましょう。
宅建試験の科目と出題数(配点)は?
宅建の試験科目は全部で4つで、出題数や出題範囲を見ていきます。
- 宅建業法(19問)
- 住宅瑕疵担保履行法(1問)
- 都市計画法(2問)
- 建築基準法(2問)
- 国土利用計画法(1問)
- 農地法(1問)
- 宅地造成等規制法(1問)
- 土地区画整理法(1問)
- 民法(10問)
- 借地借家法(2問)
- 区分所有法(1問)
- 不動産登記法(1問)
- 国税(1問)
- 地方税(1問)
- 不動産鑑定評価基準、地価公示法(1問)
- 住宅金融支援機構(1問)
- 景品表示法(公正競争規約)(1問)
- 統計(1問)
- 土地、建物(1問)
配点は1問1点で、合格点(合格ライン)は35~38点で推移しています(平成28年~令和3年の6年間)。以前は31~33点が合格点の年もありましたから、難化しているといえます。
そのため、宅建の試験に合格するには38点以上は取りたいですね。
宅建試験の科目別の勉強時間の目安は?
前項で見た通り、宅建の各科目の配点(出題数)は以下のとおりです。
- 宅建業法・・・・・・・・20点
- 法令上の制限・・・・・・8点
- 権利関係(民法等)・・・14点
- 税・その他・・・・・・・8点
以上のように、宅建試験においては宅建業法と権利関係(民法等)の配点が高く、この2つが主要科目となります。
全体の勉強時間を300時間とした場合、科目ごとの勉強時間は以下のようになります。
宅建業法 | 100時間 |
---|---|
法令上の制限 | 50時間 |
権利関係(民法等) | 100時間 |
税・その他 | 50時間 |
もちろん、時間数が少ない科目についても、手を抜くわけにはいきません。宅建試験においては、分野別の出題問題数が決まっており、どの分野からも出題されますので、どの科目も適切に対応する必要があります。
つまり、メリハリの効いた勉強が必要だということです。
「宅建業法と権利関係・民法等に力を入れすぎて、他の科目の勉強時間が足りなかった・・・」という失敗に陥らないように注意してください。
宅建の試験に合格するには1日の勉強時間を見積もるのが大事!
宅建の試験に合格するには、最初に1日の勉強時間を見積もることから始めましょう。
仕事をしながら資格を取得するサラリーマンはとても大変ですが、「1日に○時間は勉強する」と決めておくことで、モチベーションを維持しながら学習できます。
そこで、宅建の試験勉強の時間を確保するコツをいくつか挙げてみました。
- 夜の仕事終わりは疲れていて身が入らないため、朝の時間帯を利用して勉強する
- モチベーションを維持するために、休日は無理をして学習しないようにする
- スマホやテキストを持ち歩き、平日のスキマ時間を利用してコツコツ勉強する
「休日を丸一日使って勉強しよう」という取り組み方はあまりおすすめできません。
宅建の試験に合格するのが一番の目標でも、時にはリフレッシュやリラックスが大事です。
平日の空いている時間を使って1日の勉強時間の見積もりを行い、数ヵ月間に渡って長く継続するクセをつけてみてください。
宅建の試験勉強の開始時期は、1日の勉強時間から見積もる
あまりにも早くから宅建の試験勉強をしていると、「最初に習った内容を忘れてしまう」「やる気が続かない」といった弊害があります。
そのため、短い期間でも集中して勉強できるように、試験勉強の開始時期を考えるのも重要ですよ。
宅建の試験日は、毎年10月の第3日曜日に実施されます。
つまり、10月の本番の試験に合わせて、勉強の開始時期を決めるべきです。
以下では、250時間の勉強で宅建の試験に臨むと仮定し、1日の勉強時間別の取り組み期間や勉強開始時期の目安をまとめてみました。
- 1日1時間の勉強⇒8ヵ月の勉強期間(2月中旬から学習スタート)
- 1日2時間の勉強⇒4ヵ月の勉強期間(6月中旬から学習スタート)
- 1日3時間の勉強⇒3ヵ月の勉強期間(7月中旬から学習スタート)
平日に働いている人が1日に4時間も5時間も宅建の勉強をするのはハードルが高いので、自分のライフスタイルに合わせて無理のない学習スケジュールを組むべきです。
最短合格は、3ヶ月前から1日3時間が現実的
ネットで検索すると、「1週間で合格した」とか「未経験から1ヶ月で合格できた」など、景気のよい話が多く散見されます。
しかし、これらの話はほとんどが作り話です。実際にあった話だとしても、かなり大げさに書いていたり、肝心なことを隠していたりすることが大半です。
実際、1ヶ月の勉強で合格できる人もいますが、そのような方はごくわずかであり、参考にすべきではないでしょう。
それでは、現実的なラインで最短合格を目指すとすると、6月から7月頃に学習開始しても、合格を目指すことは可能です。300時間は確保したいところですから、試験まで3カ月あれば、1日3時間の勉強時間を確保すれば、合格は見えてきます。短期間で合格を目指す場合は、勉強する期間は3ヶ月は必要と考えて欲しいです。
宅建の勉強する順番
それでは、宅建の勉強のおすすめの順番について説明します。
各科目のおすすめの勉強の順番は、①「宅建業法」→②「権利関係」→③「法令上の制限」→④「税その他」という順番になります。
なぜこの順番で宅建試験の勉強に取り組むべきなのか、ご一緒に見ていきましょう。
宅建の勉強する順番:①宅建業法
宅建業法は初学者でもとっつきやすく、暗記をするだけで高得点を取れる科目です。
そのため、初学者はまず宅建業法から始めて、勉強のペースを掴むのが良いでしょう。少し学習しただけでも問題が解けるようになるため、モチベーションアップにも繋がります。
また、宅建業法は50問中20問と出題数が多く、抜け漏れなく勉強しておきたい科目でもあります。
最初だけでなく、試験直前まで定期的に復習することで合格にもグッと近づきますよ。
宅建の勉強する順番:②権利関係
権利関係(民法等)は宅建業法の次に出題数が多い科目です。また、民法は法律の基礎を成す科目で、民法の知識を入れておくと他の専門的な法令の内容も頭に入りやすくなります。
一方で、権利関係は範囲が広く、論理的思考が必要とされることから、宅建試験で一番難しい科目ともいわれます。
つまり、基本的事項や頻出事項を押さえつつ、必要以上に深入りしないことも求められる科目といえるでしょう。
宅建の勉強する順番:③法令上の制限
法令上の制限は都市計画法・建築基準法など主に6つの法律から出題されます。
どの法律も専門的な法律で、学習初期には「全然頭に入って来ない」と悩む受験生も多い科目です。
ただし、出題は「暗記さえしていれば正解できる素直な問題」が多いですから、最初さえ我慢すれば、意外と取り組みやすい科目です。
また、出題数は比較的少ないため、宅建業法や権利関係の後に勉強し、本番前までに暗記を仕上げるイメージで勉強するのがよいでしょう。
宅建の勉強する順番:④税・その他
税その他は問題数が少ない割には出題範囲が広い厄介な科目なので、ポイントを押さえて勉強するのがよいでしょう。
こちらも暗記中心なので、試験直前までに仕上げるようにして行きましょう。
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前述のとおり、宅建の試験の主要科目は、「宅建業法」「権利関係・民法等」の2つです。
もちろん、「法令上の制限」「税その他」もきちんと勉強する必要がありますが、メリハリをつけ、効率よく勉強に取り組みましょう。
宅建に独学で合格できる?
宅建は、初学者の場合、合格まで300時間ほど必要な難易度の高い試験です。
ただし、他の士業の資格は1,000時間以上必要なものも多く、士業の資格の中では、宅建試験は比較的取りやすい資格とも言えます(あくまで、士業の資格の中での話ですが)
実際にテキストや問題集だけを使って独学合格された方も多くいます。
ただし、独学で合格した人の中には、不動産関連の企業に勤務しているなど、業務上宅建の知識を持っていた方も多くいます。
不動産に関する知識がゼロから始める場合、かなり骨の折れる試験には間違いありませんので、それなりの覚悟と勉強量が必要になると考えて間違いないでしょう。
独学と資格スクール、どっちがおすすめ?
ここでは、資格スクールに通学した場合に比べた、独学のメリットとデメリットを確認しておきます。
独学のメリットとデメリット
独学のメリット
宅建の資格取得を目指すにあたり、独学の最大のメリットは「コストが掛からない」点でしょう。
基本的には、テキストと問題集が一冊ずつあれば独学できるので、数千円程度の投資で済みます。大手資格予備校の通学講座の場合、10万円を超える講座も多く、費用の点から比較すると、圧倒的な安上がりになります。
また、通学講座では定期的に時間を拘束されますが、独学であれば自分の好きなペースで学習出来ます。宅建試験の場合、社会人の方の受験も多いですが、そのような方には時間の融通が効く独学のほうが望ましいでしょう。
独学のデメリット
一方、独学のデメリットです。
独学の場合、
「どんなテキストや教材が自分に合うのだろうか?」
「どんな計画、スケジュールで勉強をすればよいのだろうか?」
と、受験に対する全ての戦略を、自分で考えて決定する必要があります。
この戦略策定が適切にできれば良いのですが、それが難しい点が独学のデメリットと言えるでしょう。
宅建の試験範囲の全体像を把握し、一方で現在の自分のレベルを把握して、資格取得に向けた戦略(学習計画)を立てることが必要になります。特に初学者の場合、少し難易度が高いタスクかも知れません。
さらに、毎日の勉強をするかしないかも自分の意志次第なので、長期間の受験勉強を乗りきる自己管理能力も、独学の場合は強く求められるでしょう。
宅建試験における独学のメリットとデメリットについては、以下の記事にもまとめてありますので、よろしければ参考にしてください。
スクール通学のメリットとデメリット
スクール通学のデメリット
次に、宅建試験の受験に向けて、資格スクールの通学講座などに通う場合について考えます。
資格スクール等の通学講座に通う場合、特に社会人の方は、土日や仕事が終わった夜間に通うケースが多いでしょう。
独学とは違って、通学するための時間的な制限が発生しますし、コストも数万~十数万円かかることになります。
スクール通学のメリット
一方、勉強の進め方はスクール任せで十分。
宅建の資格スクールの通学講座の最大のメリットは、そのスクールが検討した、最適な教材とカリキュラムが与えられる点です。
あなたがやるべきことは、その教材とカリキュラムを信じて勉強するのみ。自分が宅建試験に合格するために何が必要なのかが明らかになっているので、迷わずに勉強に集中することができますね。
また、不明な部分をすぐに講師に質問することができたり、同じ目標を持つ受験仲間が出来ることでモチベーション維持に繋がるなど、受験に専念できる環境が作れることも、独学にはないメリットと言えるでしょう。
独学勉強法 ~全体編
ここでは、独学勉強法について説明します。
独学では過去問をうまく使え!
過去問は重要!
という話は、どんな国家試験でも言われることです。
しかし、そのなかでも特に、宅建において過去問は重要です。
というのも、他の国家試験に比べ、宅建においては、過去問からの出題が非常に多いのです。
宅建試験において、過去問は、ただの実力テストではありません。
過去の出題傾向や問題文のクセ、問題のパターンなどを学ぶための最高のインプット教材なのです。
宅建の試験では、過去問をどのくらい上手に使うかで合格不合格が決まると言っても過言ではありません。
さすがに初学者の方が「過去問だけで合格する」というのは無謀かも知れません。
しかし、経験者の方や法律知識がある程度ある方でしたら、まずは10年分の過去問を徹底的に解くことで、十分合格レベルに達することができます。
初学者の方も、いつまでもテキスト(基本書)を読むのではなく、はやい段階で過去問に取り組むことが重要です。
その他、過去問を使った勉強法の詳細については、以下の記事も参考にしてください。
独学でも模試だけは受ける
独学の方も、模試だけは受験するようにしてください。
できれば、本番さながらに実施される「会場模試」がベストです。
宅建試験に備えて模試を受けることはメリットだらけです。
以下、宅建の模試を受験するメリットについて見ていきましょう。
- 本番に近い状況で受験できるため、本試験の予行演習ができる
- 問題を解答する順番や時間配分など、実際に上手く行くかチェックができる
- 「覚えているはずの条文が思い出せない」など、通常の勉強では分からない課題を把握できる
- 自分自身の苦手分野を明らかにし、弱点を克服して確実に得点源にすることができる
- 本試験の予想問題として、直前対策時に再度チェックできる
逆に、模試を受けるデメリットは・・・、「模試を受けすぎて、本来の勉強時間が削られる」「費用が発生する」ぐらいしか思い当たりません。
宅建の模試を受験するメリットの大きさが理解できたのではないでしょうか。
その他、宅建試験の模試活用の詳細については、以下の記事も参考にしてください。
科目別の独学勉強法
つづいて、科目別の独学勉強法を見ていきましょう。
宅建業法の独学勉強法
宅建業法は、本試験では全50問中20問と、もっとも多く出題される科目です。
一方で、「宅建業法はカンタンだから、全問正解するつもりで勉強するべき」なんて声を聞くこともあります。
「一番簡単だなんて本当かな?」と思うかも知れませんが、事実です。
そもそも、宅建業法の条文は90条未満と非常に少ないです。そのため、宅建試験で問われる宅建業法に関する論点も多くなく、300~400ぐらいの論点しかありません。
そのため、宅建業法で出題される論点のほとんどは、過去問で出題され尽くしていると考えてOKです。つまり、
「過去問10年分以上を、徹底的にやり尽くす」
というのが、宅建業法の確実かつ最善の勉強方法なのです。
また、宅建業法は「日本語の試験」と言われるぐらい、独特の言い回しが使われます。
そのため、宅建業法の過去問には、出来る限り早い段階から触れるようにして欲しいと思います。
正しい内容が分かっていても、ひっかけ問題のような独特の言い回しに惑わされ、誤りの選択肢を選んでしまっては、悔やみきれないでしょう。
できるだけ早く、独特の表現に慣れて欲しいと思います。
その他、宅建業法の勉強法の詳細については、以下の記事も参考にしてください。
権利関係(民法他)の独学勉強法
宅建業法とは逆に、宅建4科目の中では権利関係の難易度が一番高いと言われます。
権利関係の出題数は14問、そのうち約10問が民法からの出題です。
先ほど「権利関係の難易度が一番高い」と書きましたが、それは即ち「民法の難易度が高い」ということであり、この民法をどう攻略するかが、宅建試験の合否に大きく影響するポイント、といえるでしょう。
難易度の高い民法については、独学時に気をつけるコツは色々とあります。
そのなかで、もっとも重要なのは「論点を絞る」ことです。
具体的に説明しましょう。
まず、民法は、1,000以上の条文がある膨大な法令ですが、すべてを覚える必要はありません。
1,000以上の条文のうち、宅建の本試験に出題される論点(条文内容)の数は、実は100個あるかどうか、というイメージです。
つまり、
・100個ぐらいの「頻出の論点」だけは必ず押さえる
という戦略が、合格のために最も有効な戦略なのです。
私自身、この戦略で一発合格できたので間違いありません。
ぜひ、あなたも頻出論点を徹底的に攻略してください。
具体的な民法の攻略方法については、下記の記事を参考にしてください。
法令上の制限
宅建の勉強を始めたばかりの方に、「宅建4科目のなかで、一番苦手な科目はどれですか?」と質問すると、一番多いのが「法令上の制限」という声になります。
何故でしょうか?
法令上の制限の科目は、主に6つの法令が対象になりますが、どの法律も一般消費者には馴染のないものばかりなため、聞きなれない専門用語等がことさら難解に感じられるのです。
専門用語以外にも、細かい規定や数字が多く出てくるので、苦手意識を持ってしまうようです。
しかし、法令上の制限は、条文の内容を素直に問う出題が多く、専門用語に慣れてしまえば得点源にしやすい科目です。
しっかり取り組んだ人には成果が付いて来やすい科目ですので、敬遠することなく、毎日少しずつ暗記を進めて欲しいと思います。
きちんと取り組むことで、試験直前に大きく伸びる方も多い科目です
ぜひ、あきらめずに取り組んで欲しいと思います。
その他、法令上の制限の独学勉強法の詳細については、下記の記事を参考にしてください。
税・その他
宅建4科目のうち、「権利関係」「法令上の制限」「宅建業法」の3科目以外の内容を集めたものが「税・その他」です。
雑多な印象のある「税・その他」科目ですが、一番の特長は
「取り組みやすい分野」と「取り組みにくい分野」がハッキリしている
ということです。
実際、3科目以外の寄せ集め的な科目であるため、仕方がないと言えるでしょう。
そのような特色を押さえ、勉強する項目ごとに、勉強スタイルを変えることがオススメの攻略方法です。
「これから勉強する項目は、どのような点に注意して勉強すべきか?」
と常に考えながら、それぞれの項目を学習してほしいと思います。
税・その他で出題される各分野の詳細については、下記の記事を参考にしてください。
宅建の試験勉強はスマホ対応通信講座がおすすめ!
「独学は厳しそうだなぁ。でも、資格スクールは費用も高いし、通学する時間もない」
そのように考える方も多いと思います。そんな方におすすめなのが、スマホ対応通信講座です。
スマホ対応通信講座を利用すれば、「金銭的な負担が大きい」「毎週決まった時間に通うのが面倒」といった問題を解決できます。
宅建の合格を目指すスマホ対応通信講座はいくつもありますので、「どのサービスを選べば良いの?」と悩んでいる方は少なくありません。
そこで、管理人がおすすめしたいのが、KIYOラーニングの「スタディング宅建講座」です。
スタディングをおすすめする理由は、管理人が宅建試験に一発合格した時に使用していた通信講座だからです。
他にも、スタディングには次のような魅力やメリットがあります。
- 通勤時間や休憩時間など、スキマ時間にスマホを使って勉強できる仕組みが出来上がっている
- 過去問を中心としたアウトプット重視の勉強で宅建試験の合格率を高められる
- 「宅建業法は全範囲を集中」「権利関係は頻出事項を押さえる」など、メリハリのある学習ができる
- 充分な品質のうえ、業界最低価格の18,500円(税別)で利用できる
管理人の他にも、実際に利用した人の口コミや評判も良いので、「スタディング宅建講座」で宅地建物取引士(宅建士)を目指してみてはいかがでしょうか。
「スタディング宅建講座」の詳しい評価や評判・口コミは、下記の記事を参考にしてください。
まとめ
宅建の試験の勉強時間は人によって変わりますが、未経験者や初学者であれば平均300時間です。
勉強する時間や学習する順番を押さえておけば、効率良く宅建の試験に臨むことができます。
現在ではスマホやパソコンを使った通信講座で宅地建物取引士(宅建士)を目指すことができますので、今から学習をスタートしてみてください。